月草、つゆ草、蛍花・・
おもかげは なほありあけの月草に
濡れてうつろふ 袖の朝露
*ありあけの・・有明の月と月草(露草のこと)を掛ける
月草に衣は摺すらむ 朝露に
濡れてののちは うつろひぬとも
露草は、和歌でとても美しく詠われます。
アルバム: favorite flowers ☆
タグ: 和歌
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コメント (2)
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朝になっても、思い続ける心情と、
心変わりしたように見えるお相手への、募る思い、
の二首ですね・・・
男性にも、ツンデレ、ってあるのでしょうか??
心変わりしたのではなく、夜になると戻ってくる、
はかなく見えても、翌朝も・そのまた次の朝も、
次々と咲くつゆ草のように・・・な〜んて解釈はダメですか?2013年9月23日 22:52 ホシミスト_3013 (13)
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いえいえ、その通りですよ〜。
表面上では相手のつれない態度や心変わりを詠っていますけど、
その奥にもっと言いたいこと、ほんとのことが隠されているんですもの〜。
歌を贈っても、それがわかってくれないと送り主はやきもきしたでしょうね〜。
平安歌人たちは大変だったのでしょうね。。
今なら、メールになるのでしょうか。
あ、でもメールって、そんなオブラートに包んだ言い方はしないですね。。2013年9月24日 23:03 のぞみ☆*⌒ (1)
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